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水やりの大切さ(鉢底から水が出るまで!)

鉢底にある穴から、水が出るまでたっぷりと!

水やりが苦手な方必見①

『土の表面が乾いたら、鉢底から水が出るまでたっぷりと』

当店のお客様は、耳にたこが出来るくらいひつこく言われていらっしゃると思います。

これが、基本の水やりです。

 

植物の好みによって水やりのタイミングが、土の表面の乾き方がちょっと前の方が良いのか、後の方が良いのか変わってきます。このタイミングに関しては、また改めてお話しいたしますね。

 

 

今日は、鉢底から水が出るまでお水をあげる事の大切さをお話しいたします。

 

植物も呼吸をしている事はご存知だと思います。

 

それでは、植物の根も呼吸をしていることはご存知ですか?

私は知らなかったんです。

 

根は、水を吸収する仕事と、酸素を吸って2酸化炭素を排出する仕事をしています。

これを、自然の中では自分でしています。

 

 

ちょっと想像して見て下さいね。

 

鉢に植込まれた植物に、お水をたっぷり鉢底の穴から出るまであげます。

 

根は、水を吸います。土は時間の経過と共に土と土の間に酸素がたまります。それを、今度は水を吸い終わった根が、呼吸のために酸素を吸います。そして2酸化炭素を排出します。それを繰り返しています。

 

表面の土が乾く頃には、鉢の中は2酸化炭素でいっぱいです。

 

土の表面が乾いてきたので、水を鉢底の穴から出るまであげます。

 

水が鉢底から出るのと一緒に2酸化炭素も押し出されて鉢から外に排出されます。

 

水を与える事で、鉢の中の環境が上手に循環するようになります。

 

私たちと生活するために、植物を鉢に植えられると思います。その鉢の中でも、同じ仕事ができる環境を作り、生き生きと育ってくれるようにお手伝いをして下さいね。

 

 

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